インタビュー

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糖尿病や甲状腺疾患の診療に注力。在宅医療を通して地域医療に貢献。

2016年に継承開業してから、糖尿病・甲状腺疾患を中心に多くの患者さまを診てきました。

在宅医療にも力を入れ、より地域の方々の健康に携わることができました。

健康のことで気になることがあればご相談ください。

医師を志したきっかけや糖尿病を専門にした理由を教えてください。

私は医師の家系に長男として生まれ、中島医院は私の代で三代目となります。

小学校の卒業アルバムには「将来の夢はお医者さん」と書いてあり、きっとその頃から自然な流れで医師を志していたんだと思います。

糖尿病・内分泌内科の道を選んだのは、名古屋第二赤十字病院で初期研修医として勤務していた際に先生方が熱心に指導してくださり興味を持ったことがきっかけでした。

糖尿病は全身に合併症が出てしまう疾患であり、専門性をもって全身を診る医師になりたいという思いがあったため、身体全体に関わる糖尿病・内分泌分野の魅力に惹かれたのだと思います。

医師としてのやりがいは何ですか?

かかりつけ医として地域の方々の健康に役立つことが日々の診療目標です。

カゼのように治療で良くなる疾患もありますが糖尿病などの生活習慣病は長く付き合っていく必要があり、健康寿命を延ばすことが大きな目標となります。

来院された患者さまの体の不調が治療で良くなったり、生活でのちょっとした悩み事や不安を相談していただいて解消出来たりした際に、喜んでいただける機会があると嬉しく思います。

診療の際に心がけていることはありますか。

限られた診療時間のなかでも、お悩みを気軽に相談できる環境づくりに努めています。

患者さまのなかには口下手な方もいらっしゃいますので、なるべくこちらから「どうされましたか? 調子はどうですか?」とお声掛けし、必要な情報を得られるようにしています。


特に糖尿病など生活習慣病の治療は長期間の付き合いになります。

病気について理解しやすいよう、リーフレットや冊子を使い症状や治療法、治療後の経過などを分かりやすくお話します。

糖尿病の改善を目指すために、生活習慣で気をつけるべきポイントは何ですか?

糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本となります。

血糖値に影響を与える食事は主に炭水化物です。

ご飯、パン、麺類などの主食や、糖質の多い果物の量が多くならないよう注意が必要です。主食より先に野菜を摂るなど食べる順番も大切です。

最近のコンビニやレストランでは栄養成分表示がされていますので、カロリーや炭水化物・糖質に注意してみましょう。規則正しい食生活のために間食は控えることが望ましいです。


それと合わせて、体力向上のためにも普段の生活のなかに運動習慣を取り入れましょう。

これからの展望などありましたら教えてください。

かかりつけ医として、これからも地域医療に貢献していきたいですね。

そのため専門分野のみならず内科全般の診療に対応出来るよう心掛け、在宅医療にも出来る限り対応しています。

どんな些細なことでもかまいませんので、ちょっとした身体のご不調がありましたらお気軽にご相談ください。