単純性疱疹(単純ヘルペス)

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単純性疱疹(ほうしん)・単純ヘルペス

単純ヘルペスウィルスによる疾患で、口囲などに周辺に赤みを伴った小水疱が多発します。
カゼなどで体力が弱ったときに出やすいので、「カゼのふきだし」と呼ばれています。
このウィルスは皮膚に住み込みますので、再発が多いのが特徴です。

口唇だけではなく、顔、体、陰部など、さまざまな部位に出現します。
性器ヘルペスの初感染は重症化しやすいので、注意が必要です。

口唇の単純ヘルペス
カポジ水痘様発疹症

「カポジ水痘様発疹症」は単純ヘルペスが集簇性、播種性に多発する重症型で、アトピー性皮膚炎の患者さんに見られます。

治療

抗ウィルス剤の内服、外用が大変有効です。
重症化すると瘢痕を残します。
一刻も早く、皮フ科の受診をおすすめします。